MEJE PROCESS · MEJE ライブラリング・ワークフロー白書 (21 章)
第6編 実務編B 第1次抽出CSVサンプル
第6編 実務編B 第1次抽出CSVサンプル
この実務編は、第1次抽出の成果物を示す加工例です。目的は完成度ではなく姿勢を示すことです。第1次では重複と不完全さを許し、漏らさないことを優先します。
例示IPは**「ヌビの地」**です。すべてのサンプル見出し語は、この加工IPの同じ場面から出たものとします。
入力例
下の段落は説明のための加工テキストです。
無紋者は、織り直し裁判が開かれた灰色の織堂の裏で、古い灯火を持っていた。織女は、その灯火の煤がヌビ偽造の痕跡だと言った。判決官ユネは氏族台帳を開いたが、裸の記憶を持つ子供は台帳にない名前をはっきり呼んだ。その日から灰色の織堂では赤い糸が禁じられた。
5カラムCSVサンプル
IDX,分類,キーワード,説明,出所
1,人物,無紋者,模様を読んだり織ったりできないが裸の記憶で氏族の仕事を覚える人物または階層,加工本文1段落
2,装置,織り直し,ヌビを編み直して歴史と法の記録を変える作動原理,加工本文1段落
3,場所,灰色の織堂,織り直し裁判が開かれた場所,加工本文1段落
4,事物,古い灯火,無紋者が持っていた物で煤が手がかりになる,加工本文1段落
5,人物,織女,灯火の煤をヌビ偽造の痕跡と解釈した人物,加工本文1段落
6,事件,ヌビ偽造,ヌビの記録が操作された事件または嫌疑,加工本文1段落
7,人物,判決官ユネ,氏族台帳を開いて裁判を進めた判決官,加工本文1段落
8,事物,氏族台帳,氏族の名前と記録が書かれた台帳,加工本文1段落
9,概念,裸の記憶,文字や模様なしに人の身体と言葉で伝承される記憶方式,加工本文1段落
10,人物,子供,台帳にない名前を言った子供で正体は未定,加工本文1段落
11,価値,台帳にない名前,公式記録から排除された存在を明らかにする主題的表現,加工本文1段落
12,ミザンセーヌ,赤い糸,灰色の織堂で禁じられた色彩の象徴,加工本文1段落
判定メモ
| 項目 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 重複許容 | PASS | 無紋者が人物か階層かをまだ確定しなくてよい。 |
| 未定許容 | PASS | 子供の正体は第2次で確認する。 |
| 含意キーワード抽出 | PASS | 台帳にない名前は明示用語ではないが、価値分類候補として保存する。 |
| 過剰整理禁止 | PASS | ヌビ偽造と織り直しをまだ統合しない。 |
第1次でしないこと
- 代表キーワードを確定しない。
- 同義語を無理に統合しない。
- 世界観軸を最終確定しない。
- hubとleafを判断しない。
- 翻訳名を決めない。
第1次の合格は「整理されているか」ではなく、「次段階で判断する材料が十分に入っているか」で見ます。
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