MEJE PROCESS · MEJE ライブラリング・ワークフロー白書 (21 章)
第6編 実務編D Vault `.md`基準文書の例
第6編 実務編D Vault .md基準文書の例
この実務編は、第3次骨格ビルドが作る基本 .md ファイルの形を示します。実プロジェクトでは、第2次CSVの一行がこの構造のファイル一つへ変換されます。
見出し語ファイルの例
ファイル名:無紋者.md
---
title: 無紋者
aliases:
- 模様のない者
- 台帳の外の人
category: 人物
worldbuilding_axis: 記憶
english: Munmunja (the unwoven)
romanization: Munmunja
version: 現行
tags:
- category/人物
- axis/記憶
- version/現行
sources:
- 加工本文1段落
related:
- "[[裸の記憶]]"
- "[[氏族台帳]]"
- "[[織り直し]]"
- "[[ヌビ]]"
---
**無紋者は模様を読んだり織ったりできないが、裸の記憶で氏族の仕事を保存する人物または階層である。**
無紋者は、[[ヌビ]]と[[氏族台帳]]が知識を独占する社会で、記録の外の記憶を担う。[[織り直し]]が公式記録を変える時も、無紋者の[[裸の記憶]]は消された名前をよみがえらせる根拠になる。
**翻訳**:Munmunja (the unwoven)。初出時に括弧解説を付け、以後Munmunjaと書く。単に "illiterate" と訳すと、模様を読めない世界観固有の含意が失われるため禁止する。
%% LLM %%
無紋者は、この世界が記録を布に織り込むという前提に、最も静かに逆らう存在である。模様を読めず氏族台帳の法にも完全には従えないが、まさにその欠落ゆえに織り直しで変えられた記録の隙間に気付く。皆が新しく織られたヌビを公式記憶として受け入れる時、無紋者の裸の記憶は台帳の外に残った名前をつかむ。無紋者は無能力者ではなく、記録体系が自ら消したものを問い直す人である。
%% /LLM %%
%% メモ %%
- 第4次サンプル文体基準:記録/記憶/排除の緊張を保つ。
- 翻訳時にilliterateを禁止。
- 今後のロアブックでは「記録の外の証人」系の題で拡張可能。
%% /メモ %%
Stubファイルの例
ファイル名:模様のない者.md
---
title: 模様のない者
redirect: 無紋者
type: stub
tags:
- stub
---
[[無紋者]]を参照。
構造判定
| 領域 | 必須か | 検証方式 |
|---|---|---|
| frontmatter | 必須 | YAMLパース PASS |
| title | 必須 | 代表キーワードと一致 |
| aliases | 条件付き | 別称がある時に配列として存在 |
| category | 必須 | 9分類の許容値 |
| worldbuilding_axis | 必須 | プロファイル許容値 |
| related | 条件付き | 対象見出し語またはstubが存在 |
| 定義 | 必須 | 最初の太字段落が存在 |
| 翻訳 | 条件付き | 英語名/翻訳ノートがある時に存在 |
%% LLM %% |
必須 | 第4次前は空ブロック可、handoff前に95%以上充填 |
%% メモ %% |
必須 | 作業メモを保存 |
冪等アップデート規則
- 再ビルド時に更新:frontmatter、定義、詳細説明、翻訳ノート。
- 再ビルド時に保存:
%% LLM %%、%% メモ %%。 - 見出し語名が変わる時は、既存ファイルのLLM/メモを移植するか手動検討する。
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